民のうちの鈍き者よ、悟れ。 愚かな者よ、いつ賢くなるだろうか。
鈍い者は知ることができず、 愚かな者はこれを悟ることができません。
わたしたちも以前には、無分別で、不従順な、迷っていた者であって、さまざまの情欲と快楽との奴隷になり、悪意とねたみとで日を過ごし、人に憎まれ、互に憎み合っていた。
まことに賢い人も死に、 愚かな者も、獣のような者も、ひとしく滅んで、 その富を他人に残すことは人の見るところである。
悟りのある人はいない、 神を求める人はいない。
戒めを愛する人は知識を愛する、 懲らしめを憎む者は愚かである。
もし、彼らに知恵があれば、これをさとり、 その身の終りをわきまえたであろうに。
彼らは皆、愚かで鈍く、 偶像の教は、ただ木にすぎない。
その枝が枯れると、折り取られ、 女が来てそれを燃やす。 これは無知の民だからである。 それゆえ、彼らを造られた主は 彼らをあわれまれない。 彼らを形造られた主は、彼らを恵まれない。
思慮のない者よ、悟りを得よ、 愚かな者よ、知恵を得よ。
わたしは愚かで悟りがなく、 あなたに対しては獣のようであった。
「思慮のない者たちよ、あなたがたは、いつまで 思慮のないことを好むのか。 あざける者は、いつまで、あざけり楽しみ、 愚かな者は、いつまで、知識を憎むのか。